あの頃に戻りたい

こないだ八百屋さんに行くと、
女の子がお母さんに連れられて野菜を見ていた。

そのお母さんはこの八百屋さんの常連さんらしく、
お店の人とも顔なじみといった感じだった。

レジをしている女性が、
その女の子に話しかける。
八百屋さん:「今日お母さんと来たの?^_^」
女の子:「うん!」
八百屋さん:「今何年生?」
女の子:「◯年生!」(聞き逃した笑💦)

会話をぼんやり聴きながら私も柿やら大根やらを
選んでいると、普段聞きなれない単語が耳に飛び込んで来た。

八百屋さん:「将来何になりたいの?」
女の子:「魔女🧙‍♀️!」

魔女!!…

その言葉を聞いた時、
ふと自分は大人になったんだなと思った…。
わたしにも、そんな時期があったなと、しみじみした…。



小学生だった頃、魔女の宅急便(ジブリの作品)が
大好きになり、主人公の女の子キキが羨ましくて
羨ましくて、私も魔女になりたいと思った。
魔女になって、空を飛びたいと、熱烈に願った…笑

そこで私が行った行動とは、
❶七夕の短冊に「私を魔女にしてください」と書く
❷傘☂️を開いた状態で、坂を駆け下りてジャンプする
❸傘☂️を開いた状態で、道路から田んぼめがけてジャンプする
❹玄関の掃き掃除を母親に立候補し、掃除をする前に毎日必ず、誰にもバレないように周囲を確認してからホウキにまたがり、意識を集中させ、宙に浮かぶのを待つ

とまぁ、こういったことだった笑…

当時は大真面目に全ての項目をやってみたのだが、
結局どれも失敗した。

でも、挫折感というよりは、この方法ならいけるんじゃ?!
的なワクワク感の方が強かったな…



誰にだって、叶わない夢を抱く時期がある。
そして、そんなときは、希望と夢に満ちている。

出来るとわかっている範囲のことだけで
頑張ろうとすることが、こんなにもつまらなく感じるのは、きっとあの頃の気持ちが忘れられないからなんだろうなと、ふと思う。

いい思い出を、蘇らせてくれて、ありがとう。