香港映画「イップマン」

最近、香港の古い映画を観た。
タイトルは、「イップマン」。
漢字で書くと、「叶問」かな。

タイトルは、主人公の名前で、
彼は李小龍(ブルース・リー)の師匠で有名だと思う。つまりは、カンフーの先生ということだ。

久しぶりにカンフー映画を観たが、
すごく良かった。
やっぱりカンフーは、かっこいいなと思う。
強いだけじゃなくて、伝統的な武術として、
その(武術の)精神が宿っているからかっこいい。
特にこの映画は、そういう面を大事に表現した
映画だったから、ただの暴力映画とは一線を画していた。

基本的に血の出る映画はあまり好きではないのだけど、
この映画はそういう「礼」というか、
そういうものがあるから上品さを感じて、
血の出る場面があってもそこまで不快感がなかった。

あまりネタバレになるとまずいので
内容についてはできるだけ話さないが、
私のお気に入りのシーンは、
イップマンと洪先生(彼もカンフーの講師)の
やり取りだ。
勝負シーンもそうだが、
子供とのシーンで両者の人間味をグッと感じる。
イップマンが完全な1人としてではなく、
カンフーを通してこの洪先生といくつかの
場面で重なる部分があるからこそ、
この映画は全体として連結感を増しているように思う。
カンフーによってイップマンと洪先生が繋がり、
街のカンフーを習いに来た生徒たちが繋がる。
それはただ単にカンフーという格闘技が好きな
者同士が集まるというのではなく、カンフーの、
武術の心で繋がるという感じ。
そしてその流れが、映画全体を通して、
当時の市民全体に広がっていく感じ。

またこういう映画、観たいな♪♪